(12) I’m coming!

「今、行くよ!」

子供がリビングで遊んでいて、台所のお母さんを呼んでいます。そんなときお母さんが言うのは「今、行くよ!」”I’m coming!”です。goは「行く」、comeは「来る」だから、ここはgoingじゃないのか、と思いがちですが、ところがどっこい、”come”は「話し手(お母さん)が相手(子供)のところへ、または相手の行く方へ行く」という意味。英語の単語イコール日本語の単語ではありませんね。「こういう状態のときに使うことば」というその英語の言葉の持っているイメージをつかむことが大切です。

(11) Trick or treat!

「お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!」

だいぶおなじみになってきました、ハロウィーン。数年前までは、ハロウィーンパーティ用品の買い物には苦労していましたが、最近は町のあちこちで目にするようになりましたね。これはもともとケルト民族のお祭りで、10月31日の晩に、死んだ人の霊と一緒に悪い精霊がこの世に戻ってきていたずら(trick)をするので、人々も悪い精霊の格好をしてtrickされないようにしたのは始まりです。日本では、この時期浦安の某テーマパークに出かけていってこの呪文を一言いうと、キャンディがもらえるそうです。館山と鋸南では、サビーネで一言この呪文を言ってみましょう!

(10) Break your leg!

前々回、「がんばってね」の代わりに”Don’t work too hard”をご紹介しましたが、今回も「がんばってね」の代わりです。(日本人は「がんばる」のが好きですね!)。これは、舞台での自分の出番を目前に控え、緊張している人などにかける一言。「足の骨でも折ってきな!」なんて、とんでもない激励ですが、”Good luck!”というのは縁起が悪いということから、その反対の表現で縁起をかついで成功を祈るのだそうです。運動会、文化祭シーズンの秋、どうぞみなさん、”Break your leg!”

(9) Leave it to me.

「私にまかせなさい!」

直訳すると、それを私のところに置いておきなさい、ですか。leaveという動詞、中学のときに「離れる」と覚えた記憶がありますが、A leaves Bで、Aが、Bをほっておいて、いってしまう、という感覚です。お財布を家に忘れてきちゃったときは、”I left my wallet at home!” 彼が私の元を去ってしまったときは、”He left me.”「私にかまわないで、ほうっておいて」は”Leave me alone”、これは、故ダイアナ妃の最期の一言でした。
暑いですが、Don’t leave the air conditioner on while sleeping!

(8) Don’t work too hard!

手元にあるアメリカの慣用表現集には、「人と別れるときに、さようならなどの代わりに言う言葉」とあります。日本的な感覚だとつい「がんばってね!」というような時に、英語感覚なら「無理をしないでね」「働きすぎるなよ」、まさしくこの言葉がぴったりなわかです。お盆も休まず働き過ぎの人にはぜひ言ってあげましょう!