(61) Why don’t you take a break?

「少し休んだらどう?」

Why「なぜ」で始まる疑問文ですが、「なんで休まないの?」という質問ではなく、「休んだらどうですか?」と提案する表現です。”Why don’t we take a break?”とすると、「私たち、休みませんか?」という提案です。”Let’s take a break.”の代わりに使えますね。さて、師走です。一年が過ぎ去るのもあっという間。そして、忘年会、クリスマスパーティの季節です。Why don’t you come and join our Christmas Open House? 今年はサビーネのクリスマスパーティに、いらっしゃいませんか?

(60) I’m not used to.

「まだ慣れてないの」

前回ご紹介したのは、used to + 動詞の原形〜で「昔は〜したものだった」でしたが、今回のは似て非なるもの。be動詞がつき、toの後に名詞か動名詞を伴うと、be + used to 〜 「〜に慣れている」という意味になります。be動詞の代わりに、getもよく使われます。I’ll get used to it. 「そのうちに慣れるよ」といった感じです。急に寒くなりました。I’m not used to the temperature change these days. このところの急激な冷え込み、身体がなれませんね。体調管理に気をつけましょう。

(59) I used to be a plastic bottle.

「ボク、以前はペットボトルでした」

ペットボトル再生材で作られたエコバッグに、こんな英語が印刷されているのを見かけました。”used to + 動詞” = 「(以前は)〜だったものだ」。過去の習慣や長期的な反復行動を表し、今はもうやっていない、という意味を含みます。Housewives in the old days used to carry their shopping baskets whenever they went shopping.昔の主婦は買い物に行く時は「買い物かご」ででかけていました。How about you? Do you carry your eco bag with you?

Whale Skeleton at Point Lobos

サンディさんより、ニューズレターがきましたが、そのなかにポイントロボスについての興味深い記述がありましたので、転載します。
和訳も併記しました。Enjoy!

Did you know?

First whale skeleton assembled for public display in the region was at Point Lobos over 100 years ago.
この地域で、最初に組み立てられ、公開されたクジラの骨の標本は、100年以上前にポイントロボスにあったのです。

In 1898, a dead Finback whale drifted ashore at Point Lobos.
1898年に、ナガスクジラの死体がポイントロボスの岸に漂着しました。
The Point’s owner, A.M. Allan with the assistance of the Japanese abalone diving crew cut it up and buried it in a nearby meadow.
ポイントロボスの地主A. M. アレンは、日本人アワビダイバーたちとともに、クジラを切り分け、近くの草原に埋めました。
Several years later, they dug up the now clean bones and reassembled it alongside one of the hiking trails at the Point.
数年後、彼らはきれいになった骨をほりだし、岬のハイキングコースの脇にその骨を組み立てたのです。

Visitors revelled in the sight of the huge skeleton, and many generations of kids learned whale anatomy there.
訪れた人たちは巨大な骨の出現に大喜びし、子供たちは何世代にも渡って、そこでクジラの骨格について学びました。
In the 1980s, fearing that someone might get hurt playing on it, the State took down the skeleton.
1980年代、上に乗って遊んで怪我をする危険性があるということで、骨は州によって取り払われました。

Today, the skull of the old fineback sits just south of the Whaler’s Cabin continuing to amaze visitors.
今日、この古いナガスクジラの頭骨は、ホエーラーズキャビンの脇に置かれており、訪れる人たちは、今でもその大きさに目を見張ります。

If you want to see more of the region’s Secret History, go to:
もし「モントレー地区についての歴史秘話」について、さらなる興味がおありでしたら
↓以下のサイトへどうぞ。
www.sandylydon.com

(58) We ran out of coffee!

「コーヒーが切れてるよ」

run out of = 「(もともとあったものを)使い果たす、出し尽くす」。私が想像するのは、手元に蓄えてあったもの(例えばコーヒー)に足が生えて、走って逃げて行ってしまう様子。日本語だとお金に羽根が生えて飛んでいってしまうイメージと似ていますね。run out するものは、食材やお金、エネルギー、ガソリン、ノートのページ、アイデア、時間など、さまざまです。
I often run out of time for writing this column, but not this time! 私の場合、このコラムを書くのによく時間がなくなってしまいますが、今回は大丈夫でした!