Todays lesson 4/28

Category : writing
level : beginners

この機会にメールの書き方をおさらいしてみましょう。

まずは、最初に、誰宛に書いているのか、相手の名前をいれましょう。手紙や、はじめて出す人、ビジネスの相手などには「Dear だれそれ」もう知っている相手なら、特にメールなら、もうちょっと気軽に、「Hi だれそれ」。
英文の最初は大文字、文の終わりはピリオド、というのは、みなさんご存知と思います。文と文の間は、昔は2スペース(英字二文字分)でしたが、昨今は1スペースとする場合も多いようです。

文の終わりには、必ず、誰が書いたのか、自分の名前をタイプしますよ。手紙なら、サインですね。手紙の場合、名前の前にいれるおきまりの文言がありますが(以下参照)

Sincerely,(誠実な) いちばん堅苦しい。会った事のない目上の人やビジネス文書などに。
Regards,(敬具) ちょっとかしこまったとき。
Love,(愛してるよ) 親しい友人や家族に。
Your friend in Tateyama, (館山のあなたの友達)相手にとって自分がどんな存在か明示したいとき。

メールではもうちょっとカジュアルでもいい場合もあるので、目上の人にRegards、親しい人には名前だけ、という場合も多いです。

昨今、LINEやショートメールが主流で、文だけ送ることも多いですが、これは、相手もこっちも、最初から名前やプロフ写真が見えているからできる、「会話」のツールですね。メールは、かつての手紙に代わるツールなので、それよりももうちょっと「礼儀作法」がうるさいです。
人の家を訪問した時に、いきなりドアをあけて、名前も名乗らず用件だけ言って、さよならもいわないで帰る人はいないですねー。
そして、このお作法は、英語にかぎらず、日本語でも同じです。メールは、LINEやショートメールとは区別して利用しましょう。

こんなことを書くと、私も年取ったな~なんて思いますけど(笑)、でも、特にこれを呼んでくれた「若い」みなさん、こういう機会に、おぼえておいてくださいね。社会に出てから損はないと思います!

というわけで、みなさんが私に送る場合のお手本は、こんな感じ。(本文はもっと長くても、短くても、なんでもOKですよ。)

Hi Kaori!

How are you?  I watched a movie “Roman Holiday” in English.  It was a great movie.  Audrey was beautiful. Have you seen the movie?  
Have a nice day!

Your student,
Mari

ちなみに、いつも教えてくれる「先生」に直接呼びかける場合、英語では “teacher!”とは呼びかけず、Ms. だれそれ、Mr.だれそれ、となりますが、日本語の「だれそれ先生」に比べるとちょっと堅苦しいので、大学などでは、生徒に「ファーストネームで呼んでくれ」、という先生がたくさんいます。英会話スクールなども、同様です。
大人の生徒さん、英語ではぜひ、Call me Kaori!