(20) No kidding!

「冗談でしょう!」

Kidという動詞で「からかう」「冗談を言う」という意味があり、なにかびっくりすることを言われた時のリアクションに使います。そんな時 “Really?” 「本当?」というのも使われますが、あまりこればかりでも芸がありません。映画やネイティブスピーカーの会話を聞いていると大変よく登場する表現ですから、ぜひマスターしてください。そういったシチュエーションの時に、ここぞとばかりに練習してみましょう。実際に声に出して使っていかないと、本当に自分の英語になりませんからね。I’m not kidding!

(19) How about Chinese tonight? Sounds nice!

「今晩は中華はどう?」「いいねえ!」

Sound「サウンド」というと「音」という名詞がすぐに思いつきますが、ここでは「聞こえる」という動詞として使われます。文頭の主語ThatやItなどが省略されていますが、「(それ=あなたが今言った事は)よく聞こえる」つまり「いいですねえ!」ということです。当然これは「聞いた事」に対する返答にかぎられますので、視覚的な情報に対して同じ事をいいたいとき、たとえばインターネットで見つけたホテルは、Looks nice!「(見た感じ)よさそう」になります。

(18) Figure it out.

我がスクールで使用している英会話のテキストにいつも出てくる英語です。「自分でやってみて解釈、理解してみよう!」というような意味です。「やってみる」だけならtry,「理解する」だけならunderstandですが、figure outという表現は、その両方「やってみて」「(自分で)理解する、発見する」という意味なのです。安直に辞書を引いたり、講師から聞いただけだとすぐ忘れますが、演習問題をこなし、「この単語はこういう意味らしい」と自分で試行錯誤しておぼえた表現は、忘れないものですね。

(17) It doesn’t work!

work=働く、だと思い込んでいませんか?そうするとなかなか意味がわかりません。上記の表現は、こんな場面で使えます。1)「この時計、壊れちゃったのかな?」This watch doesn’t work. 2)計画などがうまく運ばない時、「そのプランはうまくいかないよ」This plan doesn’t work. 3)役に立たない、使えない時「コーヒーは効かないな」Coffee deson’t work. さあ、workという英語の定義を自分なりに修正してみましょう。どんな「イメージ」の言葉になりましたか?悩んでしまって夜も眠れなくなったら・・・サビーネへどうぞ!It will work!

(16) Oops, it’s upside down!

「おっと、さかさまだよ」

いわれると、あ、なるほど、upside(上側)がdown(下)っていっているのかな、と理解できそうですね。じゃあ、「裏返しだよ」は、なんというのでしょう?It’s inside out(inside(中側)がout(外))、です。順序が逆とか、やり方が反対、というときには、It’s the other way aroundといいます。日常なにげなくよく使う表現ですが、いざ英語でなんというのかな、と考えると知らないですね。お、さかまさまだ、と思ったときに思い出してください「It’s upside down!」