9月3日のイベント「虹のかけ橋」にあわせて編集された資料集『太平洋にかかる橋』〜アワビがむすぶ南房総・モントレー民間交流史〜の御案内です。
NPO法人 南房総文化財・戦跡保存活用フォーラムが発行元となり、地元の歴史研究者、関係者が休日を返上して編集・制作にあたりました。編集委員サンディ・ライドン、翻訳監修を務めた溝口、編集代表を務めた三橋は、オーシャンクイーン・プランニングのスタッフです。100年前に海を渡ったあわびダイバーたちの足跡を日英バイリンガルでまとめた、初の本格的な資料。写真、図版が多く、詳しい年表も添付され資料としても貴重であるばかりでなく、歴史読み物としてもたいへん読みやすくまとまっています。特筆すべきは日本語、英語併記であること。海外との交流を考慮した編集で、歴史は地域にとどまらず、世界の歴史とつながっていることを感じさせてくれます。地元の歴史を英語を通して読めば、新しい視野が広がるかもしれません。
NPO法人 南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム、英会話クラブサビーネ、他で一部600円で頒布中です。
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