(30) You look familiar. Haven’t we met before?

「見覚えがあります。どこかでお会いしていませんか?」

“familiar”という形容詞、共通するイメージは「家族のように親しんでいる、記憶に残っている」です。A familiar voice called my name. 「聞き覚えのある声が私の名を呼んだ。」になると、だれの声だかわかっているときにも言う事ができますし、He is familiar with this area.「彼はこのあたりをよく知っている/熟知している」という意味でも使われます。冒頭の文は、実は、見覚えがないときにも使えることがありますが…。

(29) An expert at anything was once a beginner.

「どんな達人だって、かつては初心者だった」

新しい生活がスタートする4月。新しい生活をはじめた方、そして気持ちも新たに何かに取りかかる方も多いと思います。何事も、はじめるのに遅すぎるということはなく、継続は力であり、成功に近道はありません。そして、そうです、どんな達人だって、最初は初心者だったのです。あなたが初心者なら、達人になるチャンスはあるということです。Keep up your good work!

(28) Let’s party!

「パーッといこうよ!」

みなさんの聞き慣れた表現は”party”を名詞として使う、”Let’s have party”「パーティを開きましょう」などという文だと思いますが、今回取り上げた表現では、partyが動詞として使われていますね。「楽しくやろう!」「盛り上がろう!」という意味です。春です。高校や大学入試もほぼ終わり。卒業式も間近に控え、人生の門出を祝うみなさん、楽しくやってください。

(27) All it takes is faith and trust, and just a little bit of pixie dust!

「必要なのは信じること。あとは妖精の粉がちょっとあればね」

サビーネの発表会で今年は「ピーターパン」を上演します。演出に当たってディズニーの同名アニメ映画を見直しました。必要なところだけ見ればいいのに、ついつい、思わず見入ってしまいます。何回も見るので、その場面の英語も自然と耳に残ります。映画を見るのがお好きな方、好きな場面を何回も見て、英語を情景といっしょに丸暗記しちゃいましょう。

(26) A mouse may help a lion.

十二支の最初の年、子年、明けましておめでとうございます。ネズミが出てくる英語のことわざです。「ネズミがライオンを助けることもある」はイソップの寓話を下敷きにしたもの。小さくて力の弱いものも強者を助けることができます。小さいからと卑下することはない、物事を表面的な美醜や大きさで判断してはいけないということですね。本質を見極めていきましょう。
今年もよろしくお願いします。