モントレー2006 旅のハイライト(1)

4月27日から5月5日まで、南房総よりシンポジウム「コンバージェンス2006」に合わせ、総勢30名がカリフォルニアを訪れました。
書ききれないほどの感動の連続のツアーでしたが、その中でも特に印象に残ったところをピックアップし、ご報告したいと思います。
また、シンポジウムの報告は、別途すでに掲載してありすので、そちらをご覧ください。

ハイライト1):4/29 小谷家へご招待されてきました。
モントレー市内から車で南へ15分ほど、カーメルハイランドという高級住宅街の一角、海を見下ろす高台に、小谷源之助の孫、マリリンさんの自宅がありました。マリリンさんと妹のユージーニさんが中心となり、小谷家の人々が一同に会し、私たち30人以上の一行を手作りの日本食でもてなしてくれました。源之助の子どもにあたる国子さん、房子さん、マリリンのお母さんで源之助の息子のお嫁さんになるフミエさんも、車椅子でしたがわざわざ私たちの為に集まってくださいました。e0093807_11261072.jpge0093807_11342080.jpg

のり巻きやひじきの煮物、お煮染めののった紙皿をなにげなく置いたそのディナーテーブルが、源之助の時代、あわびダイバーたちが彼らの食堂で使っていたものと聞かされ、歴史がとても身近に感じられた瞬間でした。
シンポジウムのプログラムとプログラムの合間の、たった2時間ほどの滞在、後ろ髪を引かれながらのおいとまでした。

ハイライト2):4/30 ワイルダーランチでカウボーイになりました。
シンポジウムという大イベントが前日に終了し、訪米初日以来の美しい青空に恵まれたせいもあり、みな緊張もとけ、なんとなく晴れやかな笑顔。この日訪れたワイルダーランチでは、1900年西部のカウボーイの時代へタイムスリップ。入り口で、昨年9月に館山を訪れたチャーリー&パット・キーファーご夫妻が、その当時の衣装に身を包んで迎えてくれました。e0093807_1126545.jpg私たち一行も独り残らずこの時代の帽子をおかりし、西部開拓気分も盛り上がります。さらにバンダナまでプレゼントしていただき、首にまいてみるとなんだか本当のカウボーイみたいにみえてきた人たちも、、、。青空のもと、木々の緑とカリフォルニアポピーのオレンジが鮮やかに映えます。お昼は牧場内で昔ながらの製法のメキシカンタコス。自分たちで平たくつぶし、鉄板にのせて焼きます。中にくるむのはサボテンの肉入りのソース。美味です。そよ風のふく戸外で、目にまぶしいほどの緑に囲まれていただきますから、ますます美味です。でももっと美味だったのは、チャーリーの奥さんパット手作りの6種類のデザート!がんばって全種類味見した人もいたようです。
食後は牧場内の簡単なツアー。すべて水力を動力とした牧場内の設計の見事さにみんな感服。最後にはチャーリーの投げ縄術を伝授してもらいました。西部開拓時代を大満喫した一日でした。(つづく)
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