あっというまに過ぎた一週間。最終日は夕方まで自由行動(うち5名はオプショナルで鴨川の万祝工房まで万祝染め体験に参加しました)。
5時にホテルのロビー集合で、南房総の友人達と最後のひとときを過ごすバーベキューパーティへ出発。会場は、今回のプロジェクトに尽力してくださっている高橋幸民さんの会社丸高石油のガレージです。戦時中に倉庫として使われていたという、れっきとした戦跡で、ふだんはタンクローリーのガレージとなっているところ、今回のパーティ会場として解放してくださいました。壁のあちこちに「火気厳禁」と書いてある中、大胆にもグリルを5台ほどもフル稼働させて焼きそば、焼き鳥、焼き肉、魚介類などなどを加熱調理。一行がバスで到着したときには、南房総の友人達のすばらしい働きぶりで、すでにいいにおいがただよっているところでした。
白浜の山口恵子さんが、ご自分のバンドメンバーを呼んでくださり、まもなくすてきな音楽も始まりました。食べ物は焼きそばが大人気。材料がたりなくなって買い足しにでてもらうほどでした。お腹もふくらんできて、ビールも飲んでいい気持ちになり、音楽が演奏されている、身体が自然に動く人も出始めました。最後には、気がつけば、会場にいた人たちが全員手をつないで、大きな輪になって踊っていたのです。
「かおり、いろいろ準備して、ツアーを連れて来て、とても大変だけど、こうやってみんなが輪になって踊っているのをみると、この瞬間のためにやっているんだな、って思うよ」とサンディさん。本当に感動的な瞬間でした。
南房総のみなさんの暖かい心があることで、太平洋を越えた交流が、これからも続けていけるのだと思います。
本当にありがとうございます。そして、これからもよろしくお願いいたします。