モントレーからのみなさんと交流のチャンス

ライドンツアーのみなさんに、通常のツアーでは味わえない人と人のふれあいを感じていただこう、と、「ワンデイ・ホスト・プログラム」を企画しました。
一般から宿泊なしの一日ホスト(グループ)を14-5組募ります。
5月18日(金)を、ワンデイ・ホストとすごす一日、とし、ホストのみなさんに、この日の朝、担当のゲストをホテルでピックアップしていただきます。この日一日ホストの案内で交流を深めていただき、夕食後ホテルに送ってきていただき、終了です。
事前に趣味、ゲストとしたいこと、などの情報をだしていただき、こちらでモントレーからのツアーメンバーとマッチングします。

ツアーメンバのみなさんと個人的に交流を深めたいみなさまからのお申し込みをお待ちしています。
お申し込み要項・用紙のご請求、お問い合わせはgriffin@awa.or.jpまで。

サンディさん来日とモントレーの映画上映会

すっかり更新をご無沙汰してしまいました。
モントレーより、サンディ・ライドン氏(歴史家・カブリオカレッジ名誉教授)率いる同地区市民25名が来日する件で、大勢のみなさんに参加していただけるイベントが決定しましたので、お知らせします。

1)モントレーからの一行歓迎会および映画「海女の話」上映会の開催
日時:5月13日(日) 午後1:30開場 2:00開演
場所:とみうら元気倶楽部内 さざなみホール
主催:オーシャンクイーン
主旨:一般にオープンのイベントとしてモントレーからの一行を歓迎する
南房総の人々にドキュメンタリー映画「海女の話」を紹介する
交流をはかる
一般に公開で、入場無料

予定プログラム
歓迎セレモニーと公募した30名の小学生によるコーラス
モントレーからのあいさつ/経緯説明 サンディ・ライドン氏
ドキュメンタリー映画「海女の話」上映

ドキュメンタリー映画「海女の話」について
昨年5月、白浜の海女さん2名がモントレーを訪れ、素潜りの実演をして110年前に南房総からあわび穫りにいったダイバーたちの様子を再現しました。その模様を、サンディ・ライドン氏らが中心となりドキュメンタリーにまとめたものです。美しいモントレー湾ポイントロボスの風景、サンディさんの語りによる歴史的背景説明、このイベントを機に結ばれた太平洋両岸からあつまった家族達のストーリー、そして海女さんたちの素潜りの模様がコンパクトに35分にまとめられています。

また、上記のイベントにともない、以下の要領でコーラスメンバーを募集します。小さな市民達が、モントレーからのお客様と交流する機会です。お申し込みお待ちしています。
2)歓迎合唱団のメンバー募集
 募集する人員:歌が好きで、英語が好きで、外国の人との交流に興味のある小学生約30名
 練習:4月〜イベント前日の土曜日(5/5をのぞく)、2:30 – 3:30 英会話クラブサビーネ(館山市北条)のスタジオにて。
 5月13日のイベントで2曲程度歌い、モントレーからのお客様を歓迎する。

お問い合わせ・お申し込みは
オーシャンクイーン事務局(英会話クラブサビーネ内) 溝口かおり 0470(23)3394
emailgriffin@awa.or.jp

サンディさん再訪のお知らせ!

これまで関係された方には、メールなどでお知らせ済みですが、わがサンディ・ライドンさんの再訪がいよいよ本決まりとなりましたので、ここにお知らせします。

今回サンディさんが集客したツアーは定員30名。現在、サンタクルーズ市やモントレー湾地域の一般市民のみなさん22 名ほどから申し込みがあるそうです。現在5月12日(土)から5/20(日)まで、南房総市の富浦ロイヤルホテルに滞在し、周辺各地を観光したり、現地の人たちとの交流を深めたりする予定です。

滞在中の日程に関しましてはまだ流動的でありますが、以下にあげるような内容を検討中です。
一昨年9月の来日、昨年5月のモントレーへのツアーなどを通じ、一般のみなさんにも関心をもっていただけるようになった事をふまえ、日程中、一般の方々と交流できる機会をなるべく多く設けたいと考えています。
内容が固まってまいりましたら、ボランティアという形になりますが、ツアー参加のみなさんとより交流を深めるという目的でツアーバスに同行したり、ご案内のお手伝いを募りたいと考えています。みなさんぜひよろしくお願いいたします。

来日日程:5/12(土)館山着、5/20(日)発
宿泊先:富浦ロイヤルホテル(最終日まで連泊)
予定プログラム:DVD「海女の話」上映会(昨年5月モントレーでの海女さんのダイビングのデモンストレーションの様子を撮影、編集したもの)
白浜 海女さんを訪問、野島崎灯台、海洋美術館など
安房博物館見学、沖の島ツアー、千倉千田地区散策など
石堂寺、水田家、大山千枚田など
城山、雁月庵にて茶道体験、戦跡ツアーなど
和田町外房捕鯨訪問、鋸山ハイキングなど

モントレー2006 旅のハイライト(2)

ハイライト3)5/1 レイ家でのディナーパーティ
前述の小谷家にしてもそうですが、こちとら30人の団体を簡単に「お夕食にどうぞ」といってくれる、アメリカ人のお家とは、はたして?興味津々。その興味の対象は、昨年9月に館山を訪れ、すっかり日本ファンのナンシー&ロブ・レイ夫婦。りんごの花咲き乱れる果樹園の間の道をしばらくすすんで到着したご自宅は、いやはや、、、新緑も美しい大木がロータリーの真ん中に立っています。車をおりて外階段を上っていくと右手にプール、左手にはテラス、そして、玄関を入ってみれば、立食なら40人が充分に収容できるリビングルーム、カウンターのついたキッチン、その奥にダイニングルーム、、、「すごい!」という言葉しか出てきませんでした。日本びいきのおふたり、調度品はあちこちにその日本趣味をうかがいしることができます。
日本からのツアーメンバー一行、言葉の壁もなんのその、みなとても積極的にコミュニケーションをとり、あちこちで会話がはずみます。まるで映画の中の「ホームパーティ」のような光景です!
テラスにはえさ箱がおかれ、はち鳥がえさをついばみにきます。カリフォルニア大学サンタクルーズ校のスクールマスコットだという黄色い大きなナメクジにもお目にかかりました。
過去のモントレートリップ参加者の砂賀三佐子さんより預かってきた古い留袖をナンシーさんとサンディさんの奥さんのアニーさんにプレゼントすると、こんなに喜んでもらっていいのかしら、というくらいの喜びよう。若佐さんと溝口母の着付けでドレスアップした二人が登場し、パーティはクライマックスを迎えたのでした。
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ハイライト4)5/2 ドックリケッツのラボでのパーティ
ツアーの事前勉強会で真面目にスタインベックの「缶詰横町」を読んでいった方は、十分その感動を味わっていただけたのではないでしょうか?そうではなかった方も、この風変わりな趣味人向けの小屋がもしかしてただの小屋ではない、ということを感じ取っていただけたかもしれません。スタインベックが小説の登場人物「先生」のモデルとしたエド・リケッツ。通常は公開していないその「先生」が実際に住んでいた建物を、今回私たちのために特別に公開。しかもただの見学ではなく、バーベキューパーティ会場として提供してくれる、というもしもあなたがスタインベックファンだったら卒倒するくらいすごいこの特別のはからいは、海洋博物館ティムさんの尽力によるものでした。
初日のウエルカムパーティでも腕をふるってくれたマークとクリスが今夜も大活躍。そのBBQのお肉やピーナッツバターソースのおいしかったこと!しかしなんといってもこのパーティのハイライトは、サンディさんのデモンストレーションによる「ビールミルクシェーク」の試飲会でした。詳しくは、どうぞスタインベック作「缶詰横町」をご参照ください!
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ツアー中、実に、実にたくさんの人たちのお世話になりました。感謝してもしきれません。こんなにあたたかいおもてなしを受けたのも、昨年9月、館山でのツアーでお手伝いしてくださった皆さんがあったからです。
そして、こちらの私たちを、あちらの友人たちと引き合わせてくれたのは、自らを「go-between - ナコウド」と自称する、サンディさんだということには、みなさんご賛同いただけるのではないかと思います。これからも、さらなる南房総とモントレーのすばらしい関係の継続を願って、我らがサンディさん、バンザイ!

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モントレー2006 旅のハイライト(1)

4月27日から5月5日まで、南房総よりシンポジウム「コンバージェンス2006」に合わせ、総勢30名がカリフォルニアを訪れました。
書ききれないほどの感動の連続のツアーでしたが、その中でも特に印象に残ったところをピックアップし、ご報告したいと思います。
また、シンポジウムの報告は、別途すでに掲載してありすので、そちらをご覧ください。

ハイライト1):4/29 小谷家へご招待されてきました。
モントレー市内から車で南へ15分ほど、カーメルハイランドという高級住宅街の一角、海を見下ろす高台に、小谷源之助の孫、マリリンさんの自宅がありました。マリリンさんと妹のユージーニさんが中心となり、小谷家の人々が一同に会し、私たち30人以上の一行を手作りの日本食でもてなしてくれました。源之助の子どもにあたる国子さん、房子さん、マリリンのお母さんで源之助の息子のお嫁さんになるフミエさんも、車椅子でしたがわざわざ私たちの為に集まってくださいました。e0093807_11261072.jpge0093807_11342080.jpg

のり巻きやひじきの煮物、お煮染めののった紙皿をなにげなく置いたそのディナーテーブルが、源之助の時代、あわびダイバーたちが彼らの食堂で使っていたものと聞かされ、歴史がとても身近に感じられた瞬間でした。
シンポジウムのプログラムとプログラムの合間の、たった2時間ほどの滞在、後ろ髪を引かれながらのおいとまでした。

ハイライト2):4/30 ワイルダーランチでカウボーイになりました。
シンポジウムという大イベントが前日に終了し、訪米初日以来の美しい青空に恵まれたせいもあり、みな緊張もとけ、なんとなく晴れやかな笑顔。この日訪れたワイルダーランチでは、1900年西部のカウボーイの時代へタイムスリップ。入り口で、昨年9月に館山を訪れたチャーリー&パット・キーファーご夫妻が、その当時の衣装に身を包んで迎えてくれました。e0093807_1126545.jpg私たち一行も独り残らずこの時代の帽子をおかりし、西部開拓気分も盛り上がります。さらにバンダナまでプレゼントしていただき、首にまいてみるとなんだか本当のカウボーイみたいにみえてきた人たちも、、、。青空のもと、木々の緑とカリフォルニアポピーのオレンジが鮮やかに映えます。お昼は牧場内で昔ながらの製法のメキシカンタコス。自分たちで平たくつぶし、鉄板にのせて焼きます。中にくるむのはサボテンの肉入りのソース。美味です。そよ風のふく戸外で、目にまぶしいほどの緑に囲まれていただきますから、ますます美味です。でももっと美味だったのは、チャーリーの奥さんパット手作りの6種類のデザート!がんばって全種類味見した人もいたようです。
食後は牧場内の簡単なツアー。すべて水力を動力とした牧場内の設計の見事さにみんな感服。最後にはチャーリーの投げ縄術を伝授してもらいました。西部開拓時代を大満喫した一日でした。(つづく)
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