モントレーへいってきました!

8月24日から30日まで、現地モントレーへいってまいりました。
近々こちらのブログでもその模様をアップいたしますが、とりあえずはパーティ形式で報告会をさせていただきますので、ぜひお出かけください。

9月20日(土)
ポットラックパーティとトーク 7p.m.より 
グリフィン&サビーネ 2Fスタジオにて
館山市北条700-2 地図

「交流はつづく」-旅行参加者による2008年度モントレー旅行の報告-

ポットラックパーティとしますので、食べ物か飲み物を一品お持ち寄りください。
現地で育まれた数多くの心温まる交流の様子をスライドショーを交えながら報告します。
ご予約ください。kaori@sabine.jp
スピーチは必要に応じて英語訳付きの日本語で行われます。

みなさまのお出かけ、お待ちしております。

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モントレーへいってきます

8月24日(日)から6日間の日程で、カリフォルニア州モントレーへいってまいります。
2006年に総勢30名でシンポジウムに参加した時とはちがい、参加者は11名と、ぐっとこじんまりした一行です。
表向きは英語研修旅行となっていますが、ホームステイ3泊も盛り込まれた、モントレー周辺市民との交流がもりだくさんのハートフルな日程です。
また、千葉県立安房博物館と交流事業をおこなっているモントレー海事博物館も訪問、ティム・トーマスさんの案内で新しい展示を観覧します。
戻りましたらまた報告いたします。お楽しみに!

モントレーツアーへのお誘い!

オーシャンクイーンのメンバー、溝口が、自身が主宰する英会話スクールの研修を兼ねてモントレーへのグループ旅行を企画しています。

日程:8/24(日)発〜8/30(土)帰国
訪問先:サンフランシスコ、サンタクルーズおよび周辺都市、モントレー他。

現地のガイドは、これもオーシャンクイーンのメンバーで、モントレー/南房総交流プロジェクトの中心となっているサンディ・ライドン教授。南房総出身のアワビダイバーゆかりの場所を訪問するほか、地域の観光名所等も訪れます。また、過去にサンディさんとともに南房総にやってきてすっかり日本びいき、南房総びいきとなったみなさんが、現地でさまざまな企画で迎えてくれる予定です。詳細はこちら。
http://www.sabine.jp/modules/weblog0/details.php?blog_id=21

ご興味をお持ちの方、ご検討ください!

海女さんカリフォルニアに行く(最終回)

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〜4〜 モントレー ゴールデン・ステート・シアター編

シンポジウムを終えて、夜はゴールデン・ステート・シアターへ。

地元カリフォルニアの和太鼓のチームの演奏や、
M苗さんとそのホストマザーによる「青い目の人形」の語り、
そしてカブリオカレッジの合唱団の皆さんによる、日本の歌の発表など
盛りだくさんの内容での歓迎に、すっかり感激。

日本の歌は「さくらさくら」など、おなじみのものばかりで
地元のアレンジャーが合唱用に編曲したとのことでしたが
和音の付け方など、目からウロコ。
すごい発想するなぁ〜、外国人は!と感心しながら聞いていました。

さて、終わった後、和太鼓の方々とすっかり意気投合した海女さん達。

「あんたらすごいねぇ、どこで習ったの?
 今度はよ、おんだらと、白浜音頭をやんべーや」

「オー、ゼヒヤリマショウ!ガクフ、アリマスカ?」

「んなぁもん、簡単だぁ、こうしてやるんだよ、 
 サーノーエーー♪で船を漕いで・・・」

突然、その場でデカい声で歌いながら踊り出す海女さん。

まぁ裸にならないだけいいか・・・

「房州白浜よ〜のこれは波の動き。
 それからこうしてこれは、海に潜る動き」
「オー、ダイヴ!」
「こんなもんだ、簡単だぁ、わっはっは」

次回の白浜音頭の共演を固〜く誓って別れた
海女さんと和太鼓チーム。

「おーおいねこった。冥土の土産のつもりで来たぁのによ、
 また来ねぇばおいねぇよ!」

「本当ですね。どうします?」

「いやぁこんなことは恵子ちゃん、やっぱり一生に一度だよ」

その夜遅く家に着くと、ホストマザーが起きて待っていました。

「今日のシンポジウムは最高でしたよ」

「おぉわりぃねぇ、寝ててくれればいいったのによ!」

ホストマザーは続けました。

「実は、明日の朝、用事で5時半に家を出なくてはいけないんです。
 だから今が、私が皆さんと会える最後の時なの。
 今回、あなたたちが来てくれて、私は本当に楽しかった。
 短い間でしたけれど、素晴らしい時を過ごしました。
 本当にありがとう。これは私からのプレゼントです」

海女さん達はびっくりです。
「こんなによくしてもらってよ、また貰い物なんてとんでもないよ」
「オーノー!もらってください。あなたたちは最高のゲストでした」

そして、ホストファーザーやジャニスからも、たくさんのプレゼントが・・・
「だーおいねぇなぁ。この人らは我々を泊めるだけでも大変だぁのに」
「いいんですよ」
「あなた達がゲストで、楽しかったですよ」
みんなは口々に言いました。
最後に、ホストマザーが海女さんを抱きしめて言いました。
「これがアメリカンスタイルよ。さようなら、安全な旅を!」

出発の日の朝です。

日本から来た一行は、カブリオカレッジに集合しました。
ツアーはこの後も続くので、私達はツアーを離団することになります。
今回のデモンストレーションダイビングやシンポジウムを企画した
サンディさんがみんなに挨拶します。

「今日、私達の仲間の一部がツアーを離団します。
 悲しいですが、彼女たちの偉大な、素晴らしい貢献に対して
 拍手をおくりたいと思います」

ツアーの皆さんとは、ここでお別れとなります。
一緒に長い間かけてこのための準備してきたかおり先生、M橋さんや、
短かったけど、内容の濃い5日間を共にした仲間ともここでお別れです。

「元気でねー!」
「気をつけてね〜!」
「安全な旅をー!」
見送ってくれたツアーの皆さんに手を振りながら・・・

「じゃあ先に帰って、アワビとってるかんね〜〜〜〜!!」

なぜお別れがその一言なの〜!?

「海女さんカリフォルニアに行く」完。

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シンポジウムで見事な演奏を披露する現地の和太鼓チーム。
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出発の朝。
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ツアー参加者と記念撮影。

海女さんカリフォルニアに行く(3)

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〜5〜 モントレー シンポジウム編

さて、ホームステイ先での朝食では、お父さんが
コーヒーを入れたり、パンを焼いたり大忙しです。

「おぉぉ、ここのお父さんはよく働くねぇ〜!
 あんた、いい男をつかまえたよ。
 おらほうでは、男は、いったん座ったら動かないよ」

「アメリカでは、逆なんですよ」ホストマザーが笑って答えます。

「だー、そんならアメリカに住みたいねぇ。
 畑の草取りで、誰か雇ってくれないかねぇ。
 その前に、いい旦那を探さなくっちゃねぇ、はっはっは」

「募集してみたら?きっと列が出来ますよ。はっはっは」

ジャニスは私達に配慮して、朝食に日本茶やみそ汁まで出してくれました。

「2日間も飲んでないから嬉しいねぇ」
ジャニス特製、マシュルーム入りみそ汁を一口飲んだ海女さん、

「おぉぉ、こらうんめぇーーーー!!!」

一気に飲んだあと

「おかわりぃーー!!」

これにはジャニスも嬉しそう。
“They love my miso soup!”とご機嫌です。

「おぉ、こらうんめぇ。
 わりいねぇ、おんだらのためによ、
 味噌やネギまで買ってこさえてくれてよ!」

「ノープロブレム!この辺は日系人が多いから、
 ネギはスーパーで売っているのよ」

「わりいねぇ、わざわざよ!」

海女さんたちは、ホストファミリーの気遣いに
感激もひとしおのようです。

さて今日はいよいよシンポジウム。
会場となるマリタイム・ミュージアムでは
朝からアワビに関するたくさんの発表が行われています。
加えて館内では万祝の展示、外ではアワビダービー等も行われ
会場はもうアワビ一色に。
海女さん達は伝統の白装束で、そのシンポジウムのとりを務めます。

サンディさんの質問に、海女さんが答えるスタイルで
会談は進んでいきます。

「潜った時、もし取れすぎたら、どうするのですか?」
「網に入らないとさぁ、服の中に無理矢理アワビをつめるんだけど、
それがどんどんおっぱいの方まで上がってきちゃってさぁ〜、はっはっは」
会場大爆笑。

通訳のM橋さん,本当にご苦労様でした。

ともあれ「海女の会談」は大成功!
会場を何度も爆笑の渦に巻き込む話術、
さすがです。

会談の最後には、10年間大切に保管してあった
ベサニーが日本に残した食器類を返還し、
「ベサニー、10年大切にとっておいたんだよ」と
会場をホロリとさせた海女さんたち。

しかし、会談が終わった次の瞬間、

「恵子ちゃん〜、おんだらー、はぁここでいいや」

!?

なんとステージの下(つまり客席の一番前)で
衣装を脱ぎ、着替え始めたのだー!

・・・おいおいおいおい!

しかし、海女さん達は平然とハダカに。

なぜか行き交う人々も、二人が着替えている前を普通に通っていく。

なぜかしら〜!?

着替え終わった海女さんたちは、夕食会に参加した後
ゴールデン・ステート・シアターへ向かいます。

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ステイ先のジャニスさん(中央)といっしょに
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シンポジウムの舞台上で
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会場を笑いの渦に巻き込む